今回は鍼灸・経絡関連の書籍を多数買い取りさせていただきました。

通常は新しい医学書のみを買取対象としておりますが東洋医学関係は古くてもOKです。

写真をご覧になるとなんとなくおわかりになると思いますが、新旧含めた様々な本をお譲りいただきました。

鍼灸・経絡(人体のツボとそれを巡る回路という理解で合っていますでしょうか）と伝統的な、ともすると古い治療方法というイメージがありますが、なかなかどうして、未だにそれを必要とされる方は多いと思います。筆者の支度のそばにも鍼灸院がありますが、毎日患者様が出入りされています。

個人的に気になりましたのは

「中国刺絡鍼法」

という1999年出版の本なのですが、こちらは中国における刺絡鍼法についてまとめた本になっております。実に多様な症例と必要な道具などについてまとめられており、専門家が現場で重宝される本なのではと推測します。

こういった東洋医学は神秘主義的というか、民間療法的というか、西洋医学に比べてその効用に疑問を持たれる向きがあるように思うのですが、筆者の偏見でしょうか？しかし、何かと言うとバンバン投薬治療されることが問題の西洋医学信仰代表格の投薬大国アメリカでは今、アジアの鍼灸治療が大変注目されているそうで、米国在住の中国人知人（鍼灸師資格持ち）はご近所から引っ張りだこなのだ、と語っていました。西洋的な治療に行き詰まったとき、こういった別の治療法を選択できるだけでも、悩み多き患者にとっては救いですよね。

今回もたくさんの良書をお譲りいただき、ありがとうございました！