買取実績

お買取の現場から、
最近のお買取内容を紹介いたします。

(※買取価格はその当時のもので、時期によって変動する場合があります。)

理学療法に関する書籍を複数買取させていただきました

買取価格400(2018年08月23日)

今回はリハビリテーション(理学療法)に関する書籍を複数お譲りいただきました。

どちらの本も書き込みなどがほとんどなく良い状態で、しかも出版年度が新しいものが多かったので、良い査定額をお付けすることができました。

その中でも今回、私の目に留まった本がこちら。

「ICUの理学療法 (理学療法MOOK 18)」

2015年第1版第1刷 発行 です。この同シリーズに「理学療法技術の再検証 科学的技術の確立に向けて (理学療法MOOK 17)」もありますが、今回買取させていただいた中にも含まれておりました。どちらも状態良し、人気高、査定額良しのおススメ書籍になっております。

さて、理学療法やリハビリテーションというと、私はドラマなどの影響もあって、事故後しばらく経って心のケアが済んだ人がやっと取り組み始める、といったような、どちらかというと命の危険からは遠ざかった場面で登場するという絵を思い浮かべていたのですが、こちらの本の題名には「ICU」という言葉が入っています。いわずと知れた「集中治療室」の意ですが、上記のようなケースとは異なる重篤な状態の患者様の管理を行う場所での理学療法、というのが少し意外な気がしたのですね。本書の前書きに当たる「編集にあたって」でも重症患者への理学的管理という領域は比較的新しい概念である旨が触れられています。現在は高齢化や医療技術の進歩によって、重篤患者様への理学的管理が必要であるという説明に、なるほどな、と私も納得した次第です。

「医学」と比すると「理学」療法に携わる方の職場的地位は決して高くない、と大分前に耳にしたことがありますが、こういった時代的・技術的背景もあることですし、そういった面でのプロフェッショナルな方たちの評価も是非底上げされていって欲しいものです。

今回も良書をたくさんお譲りいただき、ありがとうございました!

 

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